デモからパウダー、オールマウンテンモデルまで。
Snow MAP厳選ニューモデル紹介！

　毎シーズン、各地で行われているニューモデル試乗会。その中でも例年、4月上旬に開催される野沢温泉スキー場での試乗会は来場者数NO.1をほこり、１日の参加者数が500人を超えることもある。ブランド数も数多く、ラインナップされる機種もデモ系のトップ機種から、オールマウンテン、パウダー系までバラエティに富んでいる。
Snow MAPもこの試乗会に参加し、各ブランドのニューモデルを吟味、試乗してみた。その中で厳選したイチ押しモデルをブランドスタッフに紹介、解説してもらった。

 

　注目は、どうしてもフルモデルチェンジしたSALOMONに集まりがちだ。しかし、競技、基礎といったところにとらわれず、１日中、快適にあらゆるシチュエーションも楽しめるオールラウンド性能に長けたモデルが一番、スキーを楽しむということを最も感じさせてくれるではないだろうか。その中でも、FISCHERの「PROGRESSOR」シリーズや、モデルチェンジが図られたBLASTRACKの「ELIXIR」は面白いかもしれない。アプローチの仕方はそれぞれだが、どちらもカービングやズラすといった操作性能に優れ、朝イチの締まったバーンから午後の多少、荒れてくるシチュエーション。そして、ハイシーズンから春雪まで、幅広く対応してくれるだろう。そして、パウダー系ではMOMENTの「WILD CAT」も気になるところだ。センター116mmとパウダー専用機と思われるが、荒れたシチュエーションでの走破性、操作性にも長けているとのこと。
オンピステからあらゆるシチュエーションを想定したモデルか、オフピステからスキー場でも使いこなせるモデルを選ぶか。そういった視点で、それぞれの志向に合わせてギア選びから楽しんでもらいたい。
　映像のvol.1ではSALOMON、ROSSIGNOL、VECTOR GLIDE。Vol.2ではFISCHER、VÖLKL、BLASTRACK、MOMENTとそれぞれのオススメモデルを解説してくれているので、各ショップで始まった早期受注会に行く際は参考にしてもらいたい。