GEAR ギア
Snow Gear Collection 2022 ELAN「RIPSTICK & RIPSTICK TOUR」
2022-10-14 (金) 11:02
さらに軽量化が施された「RIPSTICK TOUR」が今季登場
あらゆる雪質にも優れた操作性を可能にするAMPHIBIOテクノロジー
(上)アウトサイドはロッカー。インサイドはキャンバー構造の「AMPHIBIO」テクノロジー。操作性、グリップ、キレなどを兼ね備えるELANスキーの代名詞
(中)「RIPSTICK」に用いられている「CARBON LINE TECHNOLOGY」ターン時にいちばん負荷のかかる部分を強化し、軽量化と同時にあらゆる雪質でも安定した滑りを実現
(下)「RIPSTICK TOUR」は軽量モデルながらも衝撃吸収、安定性を実現する「CARBON BRIDGE TECHNOLOGY」が採用されている
「ELAN」スキーといえば左右非対称構造の「AMPHIBIO」テクノロジー。スキーのトップとテール部分、アウトサイド側がロッカー構造、インサイド側がキャンバー構造という他のブランドにはない「ELAN」独自のテクノロジーでもあり、いわば「ELAN」のブランドアイデンティティと言ってもいいだろう。
2011年の登場以来、さまざまな進化を遂げながらあらゆるスキーヤーに支持を広げてきた。左右非対称の「AMPHIBIO」テクノロジーはターン時においては内脚がロッカー部分となり、ターンの導入時における容易さであったり、操作性の良さといったところが強く感じられる。逆に外脚のキャンバー部分はグリップやキレ、加速感といったところを生みだしてくれる。
これらは上級者にとってはさらなるレベルアップした滑りへと、また初中級者にとっては自身でスキーをコントロールするということを体感できるテクノロジーとして幅広い層のスキーヤーに恩恵をもたらしている。「AMPHIBIO」テクノロジーはスキーというスポーツにおいて人体の動きに則し、最大限、効率的な動きを可能にするために開発されたテクノロジーだという。
上から
「RIPSTICK 116」価格:¥115,500(税込) サイズ(R):177(19.4)185(20.4)193(23.3) サイドカット:144-114-132
「RIPSTICK 106」価格:¥104,500(税込) サイズ(R):164(16.0)172(17.0)180(18.1)188(20.4) サイドカット:143-106-120
「RIPSTICK 96」価格:¥93,500(税込)サイズ(R):164(15.1)172(16.2)180(18.0)188(19.5) サイドカット:136-96-110
「RIPSTICK 88」価格:¥82,500(税込)サイズ(R):148(13.0)156(13.7)164(14.2)172(15.4)180(17.0)188(18.9) サイドカット:130-88-105
「RIPSTICK 102 W」価格:¥103,400(税込) サイズ(R):154(15.0)162(15.8)170(17.0)178(18.1) サイドカット:138-103-117(162cm)
「RIPSTICK 94 W」価格:¥92,400(税込) サイズ(R):154(14.0)162(15.0)170(16.2)178(18.0) サイドカット:133-94-108(162cm)
「RIPSTICK 88 W」価格:¥81,400(税込) サイズ(R)146(13.0)154(13.7)162(14.2)170(15.4)178(17.0) サイドカット:130-88-105(162cm)
操作性やキレといったフレーズだけ聞くと、やはりオンピステでの技術志向のテクノロジーと想像してしまうかもしれないが、近年「ELAN」で人気を獲得しているのが「RIPSTICK」シリーズ。センター幅が80mm後半から110mm以上まで揃えたオールマウンテン、ファットスキーのシリーズだ。 「RIPSTICK」が支持を広げている最大の理由はやはり、その操作性にあるという。パウダーのみならず、荒れた斜面やアイスバーンなど、さまざまな雪質においても「AMPHIBIO」テクノロジーにおける操作性というのは抜群だという。そしてファットモデルにも関わらず、その操作性の高さを実現しているのが「CARBON LINE TECHNOLOGY」。
スキーのインサイド側、トップからセンター部分にかけて敷かれたカーボンシートはターン時においていちばん負荷のかかるポイントを集中的に強化している。また、両サイドのエッジ付近にはカーボンのロッドも内蔵され、雪質や斜面に左右されることなく安定したスキー操作、ターンへと導いてくれる。これらが「AMPHIBIO」テクノロジーとの相乗効果によって、さまざまな雪質においても高い次元での操作性というもの可能にしている。
2022-23ニューモデルの「RIPSTICK」にはバックカントリーにフォーカスした新たなシリーズが登場する。それが「RIPSTICK TOUR」。 「360°サイドウォール」という構造でさらなる軽量化が加えられた本格的なツアー、バックカントリーモデルであるが、他ブランドのツアーモデルとは一線を画すその滑走性能、そして操作性といったところは秀逸だという。
上から
「RIPSTICK TOUR 104」価格:¥121,000(税込) サイズ(R):166(19.0)173(21.5)180(23.0)187(25.4) サイドカット:129-104-122
「RIPSTICK TOUR 94」価格:¥115,500(税込) サイズ(R):157(12.0)164(13.7)171(15.6)178(17.4)185(19.4) サイドカット:129-94-109
「RIPSTICK TOUR 88」価格:¥110,000(税込)サイズ(R):148(13.7)156(14.8)163(15.6)170(16.8)177(17.6)184(18.8) サイドカット:128-88-108
「RIPSTICK TOUR 94 W」価格:¥115,500(税込)サイズ(R):157(12.0)164(13.7)171(15.6)178(17.4) サイドカット:129-94-109
「RIPSTICK TOUR 88 W」価格:¥110,000(税込) サイズ(R):148(13.7)156(14.8)163(15.6)170(16.8)177(17.6) サイドカット:127-88-106
もちろんそれを可能にしているのは 「AMPHIBIO」テクノロジー。そして「RIPSTICK TOUR」には「CARBON BRIDGE TECHNOLOGY」という新たなテクノロジーが搭載されている。軽量化、そして強度を持たせるためにスキー全長にわたって敷かれたカーボンシートに加え、センター部分にチューブ状のカーボンが敷かれている。これが背骨のような役割となり振動吸収性に優れ、パウダーやアイスバーン、荒れた斜面においても安定性をもたらし「AMPHIBIO」テクノロジーとの相乗効果によって軽量モデルながらも滑走性能に優れた仕上がりとなっている。
BC、ツアー系のモデルでは軽量に特化したために、荒れた斜面などでスキーがたたかれるといったことが見受けられるが「RIPSTICK TOUR」ではその心配もないだろう。こういったところはやはり滑走性能といったところを重視したアルペンスキーブランドならではといったところ。実際に使用したバックカントリーガイドにも好評を得ているという。
ゲレンデをメインにパウダーを思いきり楽しみたい。またはシーズンを通して総合的な滑走性能を重視したいということであれば「RIPSTICK」。本格的にバックカントリーを楽しみたいけれど滑走性能もおろそかにしたくないということであれば「RIPSTICK TOUR」。どちらを選んでも今シーズンは楽しいスキーライフを約束してくれるだろう。
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