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Snow Gear Collection 2022 ELAN「AMPHIBIO」&「ULTRA LIGHT」コレクション

2022-12-21 (水) 11:17

圧倒的な操作性がさらなるパフォーマンスへと導く


(上)アウトサイドはロッカー、インサイドはキャンバー構造の「AMPHIBIO」。レベルを問わず幅広いスキーヤーが実感できる (下)緑色の部分が「TRULINE」テクノロジー。ターン時における負荷のかかる部分を適切にサポート

 近年の「ELAN」はジャンルの域を超えて、魅力的なモデルを輩出している。スラロームをはじめとするアルペンレースのイメージも強く持っている方も多いかもしれないが、この数年、コンペティションという舞台ではスキークロスで抜群の強さを発揮している。昨シーズンも北京オリンピックで金メダル。ワールドカップで優勝をかざったのも「ELAN」だ。コンペティション以外でもパウダーシーンでは「RIPSTICK」というシリーズが国内でも着実に支持を広げている。それでもやはり一般スキーヤーが「ELAN」に求めるのは“操作性”。端的に言えばターンしやすいスキーということになるのではないか。
 「ELAN」の「AMPHIBO」。スキーのアウトサイド側がロッカー。インサイド側がキャンバーという独特な構造ながらも、ターンをすれば瞬時に感じ取れるその圧倒的な扱いやすさ、操作性の良さから中上級者には楽ながらもパフォーマンスに優れたスキー。初中級者にはターンをしやすいスキーとして、幅広い層にその支持を広げた。もはや説明不要というほどに定着した「AMPHIBIO」テクノロジーであるが、その登場以来、幾度もモデルチェンジを積み重ね、2022-23シーズン最新版を代表的なモデルとともに紹介していく。


「AMPHIBIO」シリーズ ラインナップ 上から 「AMPHIBIO 18 TI2」価格:¥135,000(税込)
 サイズ(R):160(13.3)166(14.5)172(15.7)178(17.0) サイドカット:121-73-104
「AMPHIBIO 16 TI」価格:¥115,000(税込)
 サイズ(R):160(13.3)166(14.5)172(15.7)178(17.0) サイドカット:121-73-104
「AMPHIBIO 14 TI」価格:¥105,000(税込)
 サイズ(R):152(11.6)160(13.1)168(14.6)176(16.2) サイドカット:125-76-104
「AMPHIBIO 12C」価格:¥95,500(税込)
 サイズ(R):152(11.6)160(13.1)168(14.6)176(16.2) サイドカット:125-76-104

 現在の「AMPHIBIO」シリーズには、その独特なスキーの構造をさらに活かすために「TRULINE(トゥルーライン)」テクノロジーというものが搭載されている。「AMPHIBIO」の代名詞ともいえる“操作性の良さ”を効率的に活かすため、そしてさらに高い次元でのターン性能を発揮させるために開発された「TRULINE」テクノロジー。スキーのトップシートを見ると分かるが、波打つようにデザインされている。これが「TRULINE」テクノロジーの根幹となる。ターン時おける最もプレッシャーのかかる部分には最適なマテリアルを配置することによって強化され、グリップ力が向上し、強化された部分がさらなるパワーへとつなげてくれるという。他の部分は出来るかぎり、そぎ落とすことによって軽量化を実現し、これが操作性の良さという点でもさらに強く感じられる。これらはもちろん「AMPHIBIO」テクノロジーとの相乗効果によって生み出されている。正確には「TRULINE」テクノロジーを搭載した現在のモデルが「AMPHIBIO」スキーの現在地と言った方が適当なのだろう。


「ULTRA LIGHT」コレクション ラインナップ 上から
「AMPHIBIO」価格:¥75,000(税込)
 サイズ(R):152(11.5)160(13.9)168(14.4)176(16.0) サイドカット:127-76-104 「AMPHIBIO STI」価格:¥75,000(税込)
 サイズ(R):152(11.5)160(13.9)168(14.4)176(16.0) サイドカット:127-76-104 「INSOMNIA LITE TI」価格:¥75,000(税込)
 サイズ(R):144(10.1)150(11.5)158(13.9)166(14.4) サイドカット:127-76-104 「WILDCAT 76」価格:¥75,000(税込)
 サイズ(R):144(10.1)150(11.5)158(13.9)166(14.4) サイドカット:127-76-104

  そのパフォーマンスを幅広いスキーヤーに感じ取ってもらえるようにラインナップも幅広い。芯材部分にチタニウムが2枚ラミネートされた「18 TI2」はレーシングモデルさながらの強さやハリも感じられるエキスパート向けモデル。「14 TI」はレベルを問わず、扱いやすさといった点は抜群。「12 C」はカーボン素材も使用され軽快さが印象的。「14 TI」「12 C」軽量感、操作性といったところはレベルや性別を選ぶことなく、幅広いスキーヤーに受け入れられるモデルとなっている。
 そして最も注目したいのは「16 TI」。適度な強さ、軽快さを持ち合わせた「16 TI」は「TRULINE」テクノロジーが最も色濃くあらわれた「AMPHIBIO」シリーズを代表するモデルといえるだろう。カラーリングも「ELAN」のブランドカラーでもあるグリーンが使われているところからもフラッグシップとしての立ち位置がうかがえる。操作性に優れ、テクニカルな志向のスキーヤーも満足させるそのパフォーマンス性能はさらに高い次元の滑りへと導いてくれるだろう。
 カービング性能はもちろん大事だけれど「AMPHIBIO」が持つ操作性や扱いやすさをもっと楽に感じたい。そんなニーズに応えてくれるのが「ULTRA LIGHT」コレクション。文字通り、さらに軽量化が図られたこのシリーズは上級モデルで2,450g(1/2 ビンディング込)という軽さ。中には2,000gを下回るモデルもある。ただ軽量にしただけでは、そもそもの滑走性能や少し荒れた斜面や硬い斜面でバツつく恐れがある。しかし、この軽量モデルを可能にしたのも「TRULINE」テクノロジー。ターン時における的確なポイントの強化や軽量化はグリップ、キレといったところを損なうことなく、むしろ「TRULINE」テクノロジーの恩恵を最も強く感じられるモデルといってもいいだろう。
 きれいに整地されたグルーミングバーンも、不整地やちょっとしたパウダー、もちろん春雪でもシーズンを通して気持ちのいいターンを刻みたい。そんな思いはアスリートレベルから初中級者まで変わらない思いだろう。その幅広い層のスキーヤーの思いに応えてくれるのが「ELAN」の「AMPHIBIO」。もはやオンピステ・オールラウンドモデルを代表するスキーといってもいいのではないか。

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