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FIS アルペンワールドカップ 男子スラローム in ウェンゲン(スイス)速報

2019-01-21 (月) 0:16


*写真は2018年12月に行われた全日本選手権より
 

大越龍之介、ウェンゲンで2年連続で2本目に進出、22位フィニッシュ
世界選手権出場権獲得まであと1歩!
21歳の若手クレメント・ノエル(フランス)がワールドカップ初優勝

 2019年1月20日(日)FISアルペンワールドカップ、男子スラロームがスイス・ウェンゲンにて開催された。日本勢からは成田秀将(カワサキフィールドSC)、大越龍之介(東急リゾートサービス)、そして12月の全日本選手権で復活優勝をとげ、ナショナルチームに復帰した湯浅直樹(シーハイルアカデミー)が出場した。成田、湯浅は残念ながら1本目でDNFとなり、特に湯浅直樹は左足に新たなケガを負った様子で具合が心配される。
そんな中、ひとり気をはいたのが大越龍之介。昨年も19位に入った験のいいウェンゲンでアグレッシブな滑りをみせ、2本目に進出した。結果は22位と世界選手権への出場権を獲得するには至らなかったが、続くキッツビューエル、シュラドミングと期待をもたせる内容だ。
 優勝したのはフランス期待の若手、21歳のクレメント・ノエル。絶対王者マルセル・ヒルシャー(オーストリア)が1本目で5位と出遅れ、迎えた2本目渾身のアタックを見せたが、2本ともに安定した滑りをみせたノエルが見事、ワールドカップ初優勝を果たした。今シーズンもすでにヒルシャーの独走状態であったが、若いチャレンジャーの登場は今後に楽しみを与えてくれる。また21歳という年齢。日本のナショナルチーム勢では、加藤聖五、若月隼太と同年代となる。すでに表彰台のトップに上りつめたノエル。日本の次世代のエース2人にいい刺激となることに期待したい。

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