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SNOW AWARD 2022
2022-05-11 (水) 12:38
小林陵侑、平野歩夢が最優秀選手賞
アルペンでは小山陽平がマドンナ・ディ・カンピリオでの8位入賞の実績から初の優秀選手賞
2022年5/10(火)SAJ(全日本スキー連盟)が2021-22シーズンに活躍した選手を表彰する「SNOW AWARD 2022」を開催。今シーズンは2月にオリンピックもあり、スキー、スノーボード競技では8個のメダルを獲得。その熱気がよみがえるような豪華な雰囲気に会場はつつまれた。優秀選手賞に表彰された選手は19名。最優秀選手には北京オリンピック、スキージャンプ個人ノーマルヒルで金メダルを獲得した小林陵侑(土屋ホームスキー部)と同じく北京オリンピック、スノーボード男子ハーフパイプで金メダルを獲得した平野歩夢(TOKIOインカラミ)の2名が選出された。
マドンナ・ディ・カンピリオで8位入賞と快挙を遂げ「SNOW AWARD2022」優秀選手賞に輝いた小山陽平選手
堀島行真(トヨタ自動車スキー部)、渡部暁斗(北野建設SC)など北京オリンピックでのメダリストを中心に表彰されるなか、アルペンでは昨シーズン、マドンナ・ディ・カンピリオ(ITA)でのSLで8位という快挙を遂げた小山陽平(ベネフィット・ワンスキークラブ)が表彰された。「今シーズンの成績ではまだ満足いっていない部分が多い。来シーズンは他競技で表彰された選手たちと肩をならべる成績を残していきたい」とコメント。
ほかにも3月に行われた「全日本スキー技術選手権大会」“技術選”で優勝した武田竜、栗山未来も優秀選手賞に選ばれた。武田竜からは「来年は男子ではまだ誰も成していない4連覇を目指していきたい」栗山未来からは「来年は5度目の優勝を目指したい。またスキーの普及のため、多くの方々と楽しいスキーを発信していきたい」と語られた。
さまざまな種目から活躍した選手の表彰がつづくなか、「NEXT HEROINE賞」には双子のアスリート葛西春香、優奈姉妹が選出。ともにノルディックコンバインドで今シーズンはワールドカップで表彰台にのぼる活躍をみせ、姉妹そろっての選出となった。
表彰式に参加した選手たちは雪上でのウェアとは装いを変え、スーツやドレス、和装など華やかなで姿であらわれた。選手たちからはシーズンを終えリラックス表情を見せるなか、すでに来シーズンを見据え、力強い意気込みが語られた。束の間のオフを満喫し、また来シーズンも今シーズン以上の活躍を見せてもらいたい。
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