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武田竜 ATOMICとマテリアル契約

2018-09-05 (水) 20:48

技術選、そして2年後のFIS世界マスターズ選手権の優勝を目標に「REDSTER」と共にさらなる飛躍を!

 アルペンワールドカップにも出場し、現在は技術選を舞台に活躍を続ける武田竜選手が「ATOMIC」とマテリアル契約がなされたと発表があった。ジュニアの頃から将来を嘱望され、日本代表ジュニア指定選手に選ばれ、その後も着実にステップアップ。2011年(SL)、13年(GS)とアルペン全日本選手権でも優勝し、2013-14シーズンは念願のワールドカップへの出場も果たした。ワールドカップレーサーとして一線を退いた後は技術選へと戦いの舞台を移し、これまですべてトップ10入りを果たしている。特に2016年からは3年連続して4位入賞と、表彰台まであと1歩といったところだ。


まだ見慣れぬATOMICのブーツと板を履き、トレーニングとテストを繰り返す武田竜選手

 また、現在では指導者として自ら「DRAGON WORKS」を主宰し、ジュニアの育成や、国体やマスターズで戦う選手をサポートしている。もちろん選手として、技術選とFIS世界マスターズ選手権の優勝を目指しているということから、さらなる飛躍を遂げるために「REDSTER」という選択に至ったのは当然なのかもしれない。先日発表された湯浅直樹もそうであるように、勝つために選ぶマテリアルが「ATOMIC」の「REDSTER」ということなのか。マルセル・ヒルシャーの活躍からその戦闘力はもはや説明不要なほどに実証済みであるが、ワールドカップだけでなく、いよいよ技術選の表彰台も赤く染められる日が来るのか!?今シーズンも武田竜の活躍に期待したい。

武田竜選手コメント
 まずは「全日本スキー技術選手権大会」優勝と、2年後の「FIS世界マスターズ選手権」での優勝(35歳以上クラス)が自身直近の目標。世界で経験を積んできたレーステクニックと物理的根拠とを合わせた「武田竜メソッド」を国内のジュニア指導者向けにレクチャーして行きたいと思っています。また年間を通じて多くの方々へスキーの素晴らしさを伝えられる様に全国を駆け巡りますのでどうぞ応援の程よろしくお願いいたします。
自身の選手活動目標だけでなく、ジュニア育成に関する考えが激しく合致したのも、ATOMICとの契約に至った大きな要因です。これからは、同じ方向を向いて多方面でサポートしていきたいですね。
来シーズン2019年は全日本スキー技術選手権大会をはじめ、雪上での武田選手の活躍を願い皆様からも多大なるご支援とご協力をあわせてお願い申し上げます。
武田竜選手プロフィール
生年月日:1984年6月20日
出身地:北海道小樽市
出身校:近畿大学・北照高校

主な戦歴
2011年 全日本選手権 SL優勝
2012年 ヨーロッパカップ出場
2013年 全日本選手権 GS優勝
2013年 FEC SL優勝
2014年 FIS WC SLボルミオワールドカップ出場
2015年 国体成年男子B組優勝、全日本スキー技術選 総合9位
2016年 国体成年男子B組優勝、全日本スキー技術選 総合4位
2017年 全日本スキー技術選 総合4位
2018年 全日本スキー技術選 総合4位

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