REPORT/COLUMN レポート/コラム
FREERIDE WORLD TOUR ACADEMY開講!
2018-11-06 (火) 12:11
「セーフティファースト」をモットーに
フリーライドの技術だけでなく、バックカントリーフィールドへの第一歩からレクチャー
2017年に白馬で開催され、国内でも着実に人気の高まりを見せる「FREERIDE WORLD TOUR」(以下FWT)。行われるのはいわゆる“バックカントリー”フィールド。自然の雪山の中でどんなラインを滑り、どんな技を魅せるかで競われる競技に世界中のジュニアスキーヤー、スノーボーダーも新たな憧れの存在として、その地位を確立しつつある。しかし、バックカントリーというフィールドである以上、雪崩等のリスクが存在していることも事実である。FWTではいたずらにその世界観を見せるのではなく、すべてのモットーを「セーフティファースト」とし、安全啓蒙にも尽力している。そして日本でも今シーズン、いよいよアカデミーが開講される。
会場は新潟県、舞子スノーリゾート「舞子スノースクール」、安比高原スキー場「安比スキー&スノーボードスクール」、ロッテアライリゾート「インターアルペンアライスノースクール」、星野リゾートトマム「トマムスノーアカデミー RJGプログラム」の4カ所。いきなり雪山に出るのではなく、スキー場、そしてスクールをベースにしていることで、エントリー層にとっては入りやすい環境といえるだろう。内容もスキー場内にて、自然の雪山を想定し、様々な状況でのライディング技術はもちろん、ビーコンやプローブといったアバランチギアの使い方や雪崩について、基礎的なところから学ぶことができるという。これは、FWTを目指すジュニア世代のライダーはもちろんだが、バックカントリーに挑戦してみたいけど、いきなりツアーに参加することに気が引けてしまっている大人にとっても、その入り口への第一歩として踏み出しやすいのではないだろうか。
滑走のみならず、さまざまな技術が必要とされるバックカントリーフィールドであるが、“安全第一”の意識をもってその技術と経験を身に付けていくことで、新たな楽しみを見つけることができるであろう。
申込等、各スクールの詳細は下記、FWTのサイトから。
FREERIDE WORLD TOURはコチラから