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星野リゾート 猫魔スキー場GW(5/6)まで“春猫魔”開催中!
2019-04-10 (水) 22:52
北斜面、早朝の締まったバーンはハイシーズン並み!
平日7:30、土日祝日は5:55からリフトオープン!
福島県、磐梯エリア。猪苗代湖周辺のスキー場はすでに今シーズンの営業を終了しているが、山を隔てて北側、檜原湖を望む「星野リゾート 猫魔スキー場」は豊富で良質な雪をキープし、今年もGWまで営業を予定している。自ら“雪バカ”が集うスキー場と称する「猫魔スキー場」。ハイシーズン中は日本海側で余分な水分を落としたパウダーに愛好家も多いが、この季節、最大の楽しみは北斜面の恩恵を存分に活かし、ハイシーズン並みと言っても過言ではないコンディションの整ったバーンだろう。気温の低い早朝からその締まったバーンを楽しんでもらえるようにと、「猫魔スキー場」では平日は7:30、土日祝日はなんと、5:55からリフトの運行を開始している。この時期に、これだけのコンディションが整ったバーンを求めて、技術志向の高いスキーヤーが朝早くから多数訪れているという。また、コブそしてパークも整い、基礎、モーグル、フリースタイルとさまざまなスタイルの文字通り“雪バカ”、コアなスキーヤー、スノーボーダーの春のメッカと化している。
もちろん、コアなスキーヤー、スノーボーダーだけが集まるわけではなく、気候も安定し、日中は暖かな陽気に包まれるこの季節は、初心者にとっても絶好の季節といえるだろう。その初心者のために「レンタル無料大解放」とし、板、ブーツ、ウェア、グローブ、ゴーグル、ヘルメット、ストックまですべて無料でレンタルが可能だ。コアなスキーヤー、スノーボーダーも自分のことだけでなく、これを機会に仲間を増やすにはいいきっかけとなるかもしれない。
(中左)それぞれのスキー場に設置されるゲートとルート概要
(中右)ゲートには注意事項もしっかりと明記
(左下)ルート内はロープで区切られ、安全対策が施されている
(右下)アルツ磐梯の滑走可能コースと稼働リフト(アルツ磐梯のベースまでは滑走不可)
そして、今シーズンの猫魔スキー場では試験的な試みが行われている。山の反対斜面に位置する「星野リゾート アルツ磐梯」のコースへと続く「雪上徒歩ルート」が整備された。元々、山を隔ててそれぞれの斜面に位置する「アルツ磐梯」と「猫魔スキー場」。それぞれが独立し、シーズン中、両スキー場間の往来は不可能であったが、この試みではそれが可能になる。
今回は「猫魔スキー場」からこのルートを利用し、「アルツ磐梯」のコースを滑走することが可能になっている(アルツ側ではリフトが1本稼働している)。ルート区間はおよそ800m、ほぼフラットなルートで、所要時間は15分程度。ロープも張られているため、迷う恐れもなく、動植物への影響も最小限だろう。利用者はロープ内を歩いて移動し、ルート外への滑走は禁止されている。これは、いたずらにバックカントリーフィールドへ誘う試みではなく、2つのスキー場をつなぎ、大きなスノーリゾートとして運用できるとなると、その可能性はまた広がっていくのでは!?という試みではないだろうか。海外に負けない規模の大きなスノーリゾートへと、安全面を最大に考慮し、来シーズンは本格的な運用となることを期待したい。
早朝から締まったバーンで“キレッキレ”のターンを刻むのもいいし、パークで思う存分、楽しむのもいいだろう。そして春の暖かな陽気のもと、「雪上徒歩ルート」を利用し、アルツ側からは猪苗代湖を、猫魔からは檜原湖をと、それぞれの眺望、磐梯エリア360度を、1度に楽しむなんていう選択肢もあるかもしれない。まだ、1ヵ月近く残っているシーズンを思い残すことなく楽しもうではないか。
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