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2021第99回全日本スキー選手権大会アルペン競技 女子GS大会結果&優勝インタビュー
2021-03-01 (月) 22:48
女子GSは荒井美桜(サンミリオンSC)が優勝
女子GS 2位 石橋未樹(北海道・ガスワンスキーチーム)
2021年3/1(月)「第99回全日本スキー選手権大会アルペン競技女子GS」が開催された。当初は今月末からの開催が予定されていた全日本選手権だが、国内でのファーイーストカップの中止。またロシアでのファーイーストカップの開催スケジュールから急遽、予定が変更された。そのため、ナショナルチーム勢や現在、ヨーロッパで活動する選手の参加が見送られることになった。優勝はワールドカップにも出場経験のある荒井美桜(サンミリオンSC)。1本目からトップに立ち、その実力をみせつけた。2位には石橋未樹(ガスワンスキーチーム)。3位には片桐麻海(青山学院大学)という結果となった。
荒井美桜レース後インタビュー
SnowMAP-まずは優勝おめでとうございます。
荒井美桜-ありがとうございます。
SnowMAP-コース状況などはどうでしたか?
荒井美桜–天気もよく、ちょっと温かったのですが、そこまでコースも荒れずよかったです。
SnowMAP-今シーズンは好調でしたか?
荒井美桜–そうですね。今シーズンは調子が悪いということはなかったのですが、雪質とかにうまくかみ合わないレースもありました。阿寒はバーンが硬いので思いきっていけました。ただタイムはもっと出せると思います。
SnowMAP-1本目から1位と完全優勝ですね?
荒井美桜–1本目は1秒くらい差があったんですけどね。だいぶつめられました。2本目はミスもあったんですけど、なんとか逃げきったという感じですね。結果を出せたということはよかったです。この調子をそのままロシアでのファーイーストカップにもっていきたいです!
SnowMAP-GS、SLどちらかに比重を置いているということはありますか?
荒井美桜–どちらかに偏ることなくトレーニングしています。まずはGSで勝てたので、この流れにのってSLも勝ちにいきたいと思います。
女子GS 3位 片桐麻海(学連・青山学院大学)
SnowMAP-大会スケジュールの変更やナショナルチーム勢の不参加など今大会はどうでしたか?
荒井美桜–今シーズンはファーイーストカップがこれまでなかったことから、なにか見える形での結果が欲しかったところです。全日本選手権は勝ちにいかなければいけないと思っていました。また、阿寒はバーンが硬く、技術的な差が明確にタイム差となって表れるので、個人的にも阿寒でよかったです。ヨーロッパの硬いバーンでトレーニングでは調子はよかったので、国内に戻ってからは柔らかいバーンに合わせるのが難しかったところがありました。
今年の大会は、世界選手権やオリンピックの出場切符をかけるということもなく、またナショナルチームのメンバーもいなかったことから、例年ほどピリピリしたところはなかったです。それでもしっかりと狙ったレースで勝てたのはよかったと思っています。
写真:田中慎一郎
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