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武田竜が教えるカービングターンレッスン 強いカービングは捉えからの捻りこみ 導入編
2021-01-11 (月) 18:18
アルペンレーサーとしてワールドカップにも出場し、その後、技術選へと舞台をうつし2019年には念願の総合優勝をはたした武田竜がカービングターンをレッスン。
今回のレッスンでは強いカービンターンを目指します。そのためには、ターン前半の角づけでしっかりと捉えることが重要です。しかし、とらえがよくてもターン後半でスキーがズレてしまうとカービングターンとはいえません。力強いカービングをターン後半までしっかりと続け、次のターンにつなげるにはポイントがあります。スキーが縦に向いたらいっきに荷重するのですが、そのとき、捻りこむ動作が必要となります。足首を捻じるとブーツのロアとアッパーの境目くらいのところに足首があたり、自動的に足首に圧がかかります。その力を緩めずにいると足首、膝、股関節と連動して捩じることができます。足首の力を緩めずに、外足で体の下にねじ込ませるような使い方です。そうすることでターン後半まで、しっかりとしたカービングターンが可能となります。足首を起点に、膝、股関節の順番で捩じり、体の下にスキーが返ってくるまで踏み続けることが重要です。ターン前半の角づけでしっかりととらえたら、トップとテールの軌道を変えることなく、荷重とともに捩じり続けることが、角の強いカービングターンへとつながります。
この後、全4回にてレッスンを配信予定