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2023全日本スキー選手権大会 アルペン競技、男子SL!
2023-04-01 (土) 12:40
2023年3月28日、北海道の阿寒湖畔スキー場で「第101回全日本スキー選手権大会 アルペン競技 技術系種目」男子SLが行われた。前日、女子SLが降雪によって中止になったため、この日は、男女同日開催となった。
前日の降雪が嘘のように、真っ青に晴れ渡った空の下行われた大会は、気温がグングン上昇。時間と共に雪の状況が変わる難しいコンディションとなった。
その中でも、力を見せたのがナショナルチームの面々。1本目それぞれが第一シードの早いスタート順を活かし、1位_加藤 聖五選手(野沢温泉SC)、2位_小山 陽平選手(ベニフィット・ワンスキークラブ)、3位_相原 史朗選手(東海大学)といずれも39秒台を叩き出して他を圧倒させた。
しかし、2本目は気温上昇により十分に整備された阿寒湖畔スキー場のバーンにも溝ができ、途中棄権が多く出る、荒れたレースとなった。
結果は、1本目1番スタートの絶好のチャンスをモノに出来ず8位と出遅れた切久保 仁朗選手(法政大学)が2本目見事に2番タイムを叩き出し、初の3位表彰台に上がった。
そして、1本目3位につけていた相原 史朗選手(東海大学)が2本目、スタート直後のミスを驚異的な滑りで挽回し、初の準優勝に輝いた。
そして、近差で競り合っていた。小山選手が2本目途中棄権となり、果敢に攻めるも安定した圧巻の滑りを見せた加藤 聖五選手(野沢温泉SC)がGSに続き、SLでも勝利を収めた。加藤選手は、SLは全日本選手権初優勝。1本目、2本目とラップと完全優勝となった。
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